私たち、沼津市議会議員会派「未来の風」議員は、議員定数削減を求める自治会連合会の一連の活動について、市民の皆さんに私たちの考え方を発表します。
そもそも、議会は誰のため、何のためにあるのでしょうか。私たちは、この問題を考えるにあたり常にこのことを考えます。
議会は市民のもの、すなわち主権者は市民です。オーナーである市民の誰もが人間らしく暮らせるようにするのが議会の目的です。
私たち議員は、市民一人ひとりから任されて、皆さんのご意見やご要望が市政に反映されるように議会において発言し、全体の利益と発展というより広い視点で、税金の使い方や市の仕事の進め方など、沼津市政のすべてに重大な意思決定をしています。
議員定数の削減について、「より少ない費用で、より多くの仕事をして欲しい」と願う市民の皆さんのご要望については私たちも賛同します。費用を少なくするために議員の人数を減らすことも一つの手段であるとは認識しています。
しかし、市民の一人ひとりの意見・要望を市政に反映する、という議会に課せられた使命を考える時、議員の人数を減らすことのデメリットも大きいことを、皆さんに考えていただきたいと思います。
たとえば、現在34人(市民約6千人に1人)議員数が、自治会連合会が求める定数21人(市民1万人に1人)になった時、市民にとって議会や議員は今よりも、もっと遠い存在になってしまうでしょう。
沼津市の選挙の低投票率からすれば、特定の組織(労働組合、政党、宗教団体、特定の企業・団体など)の代表議員が多数を占める議会になってしまうことも考えられます。
しかし、すべての市民が、上記のような組織と関わりがある訳ではありません。また、それぞれの組織の意見がすべて、市民全員の利益につながる事もありえません。
だからこそ、できるだけ多くの議員が、多様な市民の意見や利益を代表して議会内で話し合い、議会としてより広い視点で意思決定することが求められるのです。これこそ、議会制民主主義の原点です。
しかし、現在の沼津市議会と市議会議員(当然、私たち未来の風議員も含みます)が、本当に多様な市民の意見を反映して民主的な議論をし、より広い視点で意思決定をしているのか、と問えば、理想とは程遠いものであると言わざるをえません。
市民の皆さんから見たら「議会・議員が何をしているのか、自分たちのためになっているのかわからない」「自分が選挙で投票した議員が何をしているのかわからない」「議員は、税金を無駄使いしているのではないか」などの思いが強いと思います。
そこで、私たち未来の風議員は、議員定数削減の前に、今やらなければならないのは、議会の改革、議員の質向上だと考え、市民の皆さんに次の具体策を表明し、同時に議会内においても積極的に提案・議論していきます。
議会の改革、議員の質向上について、これからも、市民の皆さんのご意見・ご要望を多数お寄せいただけますよう、お願い致します。
沼津市議会議員会派 未来の風
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